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6人の女教師

ストーリー
 厄介な期末テストも終わり、待ちに待った冬休みがやってきた。
 成績低下しているだの将来のために勉強しろだのと、いつもぎゃーぎゃーとうるさい両親から離れて、友人と一緒にバイト、小旅行、そして合コン……
 冬休みのスケジュールは楽しいイベントでびっしり埋まっているのだ!

 エリートや教育家の多い親族の中で唯一落ちこぼれである俺の為を思ってか、
「学生の本分は勉強で~云々」
 だの
「学生の分際でバイトなんかしていないで勉強を~云々」
 とうるさかった両親も、俺の決意が固いのを知ったのか、最近は何も言ってこない。

 学力低下!? 将来のための勉強!? 優秀な人間!?
 そんなものに俺は興味は無いのだ。
 学生という短い青春時代を楽しく有意義に使わないと、後で後悔するって昔ばっちゃが言ってた(ような気がする)。

 ……ともかく、まあ、とりあえず今が楽しければ無問題なのだ!
 後の事なんて、その時考えても遅くはない……はず。
 意外と何とかなるもん……だと思う、多分。

━━━━そして、記念すべき休みの第一日目。
 俺は『私立教明学園』の前に立っている。
 ここは叔母が学園長を務める、優秀な研究者や有名人を数多く輩出した、地域で一番の名門校。
 母親に半ば無理矢理使いを押しつけられてしまったのだ。
 手土産の菓子折に目を落とし、小さくため息をつく。

「はあ……俺、あの叔母さんってちょっと苦手なんだよな……」

 ……まあいいや。
 面倒な事はさっさと済ませて、貰った小遣いでCDでも買おうと気楽に正門をくぐる俺。

 そう、俺は知らなかったのだ……
 無機質な校舎の奥に、あのような恐ろしい(!?)出来事が俺を待ちかまえていようとは━━━━


 2008年秋に発売される予定の「6人の女教師」は、BLACKPACKAGEお得意の、明るく元気にHするタイプのゲームだ。

 体験版では、分岐無しのプロローグと、三人の先生とHできるシーンを選択できる。

 まずプロローグだが、勉強を全くしない主人公が騙されて、叔母の尾崎雅恵(おざき まさえ)が学園長をしている名門校の私立教明学園に、冬休み中ずっと軟禁させられる所まで、プレイできる。

 ストーリーやシステムなど、いたって普通。某メーカーみたいにシステム名のインパクトだけで、ドンと引き付けるようにはなっていないみたいだ。ちょっと、残念・・・。

 さて、問題はHシーンだっ!

 隠語にピー音が入っていないため、かなり卑猥なHシーンを体験できる。お手軽にHできるのが売りだから、これでいいのかもしれない。

 Hシーンが終わると、Hしたキャラクターがわざわざ体験版用に収録した音声をしゃべるのには驚いた。三人ともしゃべっている内容は違うが、要約すると「本編を買えよっ!」になる。

 製作者からすれば、自分が作ったソフトが売れないと、生活に困るわけだから当たり前か。

 体験版をプレイした感想は、良く言えば安定している。悪く言えば普通すぎる・・・。購入するかどうかは、原画が好きかどうかで決めてかまわないと思う。

 ただ、登場する六人の女性キャラは全員先生(一人だけ理事長)なので、年上属性がないとつらいかもしれない・・・。

 女教師と聞くだけで、なぜか悶々とする人にオススメかな。

6人の女教師
6人の女教師
発売元:BLACKPACKAGE → 公式ホームページ

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